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昨年度に引き続き、国際弁理士連盟・日本協会(FICPI JAPAN)の2011年度の会長を務めております谷 義一でございます。
先ずは3月11日に発生しました東日本大震災で亡くなられた方々に対し、謹んで哀悼の意を表しますとともに、厳しい状況に置かれている被災者の皆さまには心よりお見舞い申し上げます。被災地の方々が1日も早く復興され,通常の生活に戻られること を祈念しております。 また,東京電力、東北電力および中部電力管内での電力制限が、産業、そして我々の日常生活にも深刻な影響を及ぼしており、さらに夏に向けての一層の電力制限が懸念されております。 このような困難な状況にあっても、我々日本人が一体となり、連帯感を持って、この国難にあたらなければなりません。我々弁理士の力は限られておりますが、日本弁理士会を通して、我々の専門性を生かし、何らかの貢献をしていく所存であります。
さて、国際弁理士連盟(FICPI)は事務所所属弁理士の世界規模の組織であり、1906年にヨーロッパで発足し、現在は、連盟を構成する国はAssociationが14、Section が20で、この他に個人会員を出している国を併せて86カ国の5000名の会員を擁しています。 FICPI JAPANは1977年にFICPIを構成するAssociationの1つとして加盟が認められました。 2007年からは、FICPI JAPANの活動を拡充してFICPI活動におけるIP先進国日本の存在感を確立し、かつ日本の影響力を一層高めるために、会員の増強とより開かれた組織を目指して、規約を改正し、活動を活発化してきました。 対外的に国際的な活動を行いたい意欲的な事務所所属の弁理士の方が会員になることを大歓迎しております。 FICPIがAPAAと共催 した3回(1993年の新潟、2000年New Delhi、2002年Newport Beach)の集まりのことは、ご存知の方も多いと思います。 2008年12月には、日本弁理士会の共催をいただいてシンポジウムを横浜で開催しました。このシンポジウムは特許、商標の実務に関する豊富な内容のものであり、350名の参加をいただき、好評であったと自負しております。 FICPIではCET(Study and Work Commission = Commission d'Etude et de Travail) をはじめとして各種委員会の活動を積極的に行っています。 これらの委員会への貢献はIP 先進国日本の存在感を一層高めることとなります。 こうした観点からも意欲的な弁理士各位のFICPI JAPANへのご参加をお誘いする次第です。 FICPIでの活動は必然的に諸外国の有力な同僚弁理士との連帯を招くことになり、参加されます皆様にとっても有意義なことであると思います。 FICPI JAPANは、その規約第3条に規定の目的を達成するために、その組織を強化し、会員の増強を図って、その活動を一層充実させることにより、FICPIにおけるFICPI JAPANの活動と貢献を高め、日本、さらには世界各地域の弁理士との連携、交流を積極的に推進し、以って、FICPI JAPANはもとより、日本の存在感を高め、知的財産制度の円滑な運用と改善に資するよう努めているところであります。 FICPI JAPANは弁理士の研修を積極的に行うために、日本弁理士会の継続研修の外部機関としての認定を受けております。FICPIとして特色ある国際的な研修を毎年、企画実行しております。会員でない弁理士の方も参加できますので、ぜひ、ご参加ください。 2014年4月5日から9日まで、桜の季節に、京都において、FICPI執行委員会を開催し、それに引き続き、国際シンポジウムを行うことを企画しております。会員を問わず、弁理士の方の幅広い参加を期待しています。詳細につきましては、現在、企画中ですので、どうぞ、ご期待ください。 さらに、東アジア地域における中国、韓国のFICPI会員との意見交換や交流もすすめており、皆様が我々と一緒に企画し、活動されますのを、期待しております。
我々役員一同はFICPI JAPANの活動を一層積極化させ、加えて、多くの弁理士の方が参加しやすい研修を行うために努力していきます。弁理士各位の一層のご理解とご支援を今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
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